がん研究に理解と協力求めて 第29回生命の駅伝 紀宝町~熊野市を横断

 がん研究への支援を訴える「第29回生命(いのち)の駅伝」(上村眞由実行委員長)が22日、紀宝町役場~熊野市役所までの区間で実施され、のぼりを身につけたランナーが地域を縦断し、活動への協力を呼びかけた。

 生命の駅伝は、1980年にカナダの青年が骨肉腫で右足を切断後、がん研究資金を募るために北アメリカ大陸横断を目指したのがきっかけ。がん研究支援のための募金活動と研究の重要性を啓発することを目的に平成7年から開催されており、今年で29回目を迎えた。

 生命の駅伝の会主催、三重大学共催、文部科学省がんプロフェッショナル養成プラン、三重県、三重県病院協会、松阪地区医師会、金つなぎの会(がん患者の会)後援。今回の駅伝は今月15日に菰野厚生病院からスタートし、30日に松阪市の済生会松阪総合病院でゴールを迎える。ランナーは支援を呼び掛けながら各地を走り、期間中に集まった募金の全額は、がんの研究機関に寄付される。

 紀宝町での出発式で西田健町長が挨拶。がんは2人に1人が罹る病気で最も多い死亡原因であることを踏まえ、「継続は力なり。長年続けていくことが大切。この活動を通じて支援・応援の輪がさらに広がるように」と激励。これを受け、上村実行委員長は「29年前、がんは〝死の病〟と言われる時代だったが、医療の進歩により治る時代になった。大事なのは、本人の意思で検診に行き、早期に発見すること」と力を込めた。

 午前10時30分に役場を出発したランナーは、ウミガメ公園、紀南病院を経て午後1時20分に御浜町役場に到着。歓迎と応援の言葉を受けて熊野市方面へ。花の窟、三重県熊野庁舎を経て、ゴール地点の熊野市役所に到着した。23日は同市役所を出発し、新鹿町を抜けて尾鷲市、紀北町方面へ進み、道の駅マンボウを目指した。

  • URLをコピーしました!