七里御浜に悠々250匹 「泳げ!鯉のぼりくん」

 熊野市の七里御浜海岸で26日から、ゴールデンウィークの風物詩である「第39回泳げ!鯉のぼりくん」が始まった。地元の若者らによる「みんなの鯉のぼりの会」(西垣内新代表)が一昨年に催しを継承し獅子岩から約1キロ㍍、250匹の鯉のぼりを掲げた。観光客らが熊野灘をバックに悠々と〝群泳〟する光景を楽しんでいる。掲揚は5月5日(火)午前中まで行われる。

 子ども達の健やかな成長を願うとともに、「観光熊野」をPRしようと開催しているもの。午前9時の作業開始時には熊野青藍高校JRC部、熊野市役所、熊野人権擁護委員協議会、熊野四駆会などの団体とボランティアが協力に訪れた。

 まずは「みんなの鯉のぼりの会」や、長年のノウハウを持ったベテランが結び方を指導。参加したボランティアが1匹ずつ丁寧に鯉のぼりを取り付けた。子どもたちも保護者と協力して一生懸命、紐を結んでいた。

 この後、掲揚が始まると、色とりどりの鯉のぼりが海風を受けて一斉に泳ぎ出し、訪れた家族連れや観光客から歓声が上がった。海岸へ降りて記念撮影する人や、国道沿いの堤防から見物する人の姿も多く、早くもにぎわいを見せている。

 作業後は約150人の参加者を前に西垣内代表が「皆さんのおかげで無事揚げることができました。これからも繋げていきたいと考えていますので、ご協力をよろしくお願いします」とお礼の言葉。「ぜひ、熊野の海に揚がった鯉のぼりを見に来てほしい」と思いを語った。

 なお、運営資金に充てるべく、協賛ステッカー(500円)やタオル(1500円)も作成。期間中は海岸の自動販売所でも取り扱っている。同会では「こちらもぜひご協力を」と呼びかけている。問い合わせは熊野市観光協会(0597・89・0100)まで。

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