県や介護施設と連携 四季折々の花楽しんで 上市木朗友会が花壇に植栽

 御浜町上市木地区の老人クラブ朗遊会(大屋敏章会長)は16日、熊野建設事務所と協働で県道上市木市木停車場線沿い植栽帯へ葉牡丹などを植栽。職員と会員はじめ、近くにある特定非営利活動法人「ここ」の生活介護「ここ」の利用者が協力して景観美化に取り組んだ。

 同会では県道上市木市木停車場線沿い植栽帯の整備に励んでおり、秋のコスモスやこれから春にかけてはスイセン、チューリップ、パンジーなどを植栽。美しい花々がドライバーらの心を癒している。昨年からは道路管理者である熊野建設事務所との「みえ花と絆のプロジェクト」で葉牡丹も植えている。

 この日は同会が用意したパンジーやピンクパンサー、ガガニアと、県から提供を受けた葉牡丹70株を植栽。参加者が手際よく作業を進めた。「ここ」の利用者たちも開花を楽しみに花づくりに親しんだ。

 大屋会長は「四季折々の花で訪れる人に喜んでもらえれば。手入れや苗代もけっこう大変ですが、町老人クラブ連合会からの支援があり、ありがたいです。これからも続けてやっていければ」と話していた。

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