熊野市民文化祭のステージ部門が14日、市文化交流センターで開かれた。「唄い 舞い 奏でよう くまの人」と題し、15団体が練習を重ねてきた成果を発表した。
市教育委員会と熊野文化協会が主催。開会にあたり熊野文化協会の新谷武文会長が「様々な発表を楽しんでください」と挨拶した。
ステージは大正琴黒潮の演奏で開演。坂東流湖貴会の舞踊、熊野詩吟愛好会の詩吟と伝統文化が続いた。
ギターマンドリンアンサンブル〝トレモロ〟は軽快に懐かしの曲のメドレーを奏で、北原絢音さんがヴァイオリン、熊野三弦会の浦中晴朗さんが三味線の旋律を響かせた。また、新鹿カラオケ倶楽部の会員が美声を響かせ、太極拳水曜・金楊教室が静と動の動きを披露した。
休憩をはさみ、大正琴ウィズが「コーヒー・ルンバ」などを演奏。白菊会は邦楽、映海の会は舞踊を発表。紀州歌謡クラブの会員が自慢の喉を聴かせ、太極拳火曜教室が練習成果を発揮した。ポコ・ア・ポコは「いつか夢で」と「いのちの理由」の二曲で爽やかなハーモニー。最後は熊野太鼓人〝爛〟が迫力のバチさばきで締めくくった。

