特色や進路など興味深く 学校説明や授業体験も 熊野青藍で高校生活入門講座

 三重県立木本高校と紀南高校の統合により今年4月に開校した熊野青藍高校の高校生活入門講座(オープンスクール)が25日、木本校舎と紀南校舎でそれぞれ開かれた。木本校舎には中学生223人、紀南校舎には104人、両校舎に84人の申し込みがあり、保護者や引率の教職員とともに来場。学校についての説明を聞くとともに授業体験などで高校の雰囲気を感じ取った。

 講座は午前中に木本校舎で、午後からは紀南校舎でそれぞれ実施。木本校舎では空調設備のある各教室に分かれ、リモート形式で学校説明があり、木本・紀南・熊野青藍の3校を兼務する福田英成校長が説明にあたった。

 それによると木本校舎は普通科と総合学科、定時制がある。普通科では国公立や難関私立大学への進学を目標とした特進コースと、私立大学(主に文系)や医療看護系専門学校、公務員など就職といった幅広い進路に対応する普通コースを設けている。総合学科は看護系を含め幅広い進路に対応。1年次は芸術以外全員が同じ科目を学び、2年次からは情報ビジネス系列とリベラルアーツ系列のコース別選択科目がある。

 一方、紀南校舎は総合学科のみとなり、進学希望者対象の地域デザイン系列と、就職希望者対象の産業マイスター系列を用意。総合進学、医療・看護、福祉、ビジネス、コミュニケーションの各コースがある。特色として▽就労体験(2年次)▽地域産業とみかん(同)▽地域創造学(3年次)▽ソーシャル・コミュニケーションA・B(2・3年次)―の選択科目がある。

 このほか、進路状況や学校行事、部活動、部活動での校舎間バス、制服、入試などについて説明。中学生や保護者が熱心に耳を傾けるなか、福田校長は「熊野青藍はこのような学校として1年目をスタートしている。ぜひ、皆さんは2期生になっていただき、1期生や紀南・木本の先輩たちとみんなで新しい学校の新しい歴史を作って頂けたら」と呼びかけた。

 この後、中学生たちは11グループに分かれ、国語、数学、社会、理科、普通科英語、書道、音楽、総合学科英語、商業・情報、家庭、保健体育の授業を体験。このうち商業・情報ではパソコンを使った地図作りなどに取り組んだ。

 また、午後からは紀南校舎でも同様にオープンスクールを実施。同じく学校説明などに続いて授業体験が行われ、国語、数学、英語、理科、社会、商業、総合の各講座で中学生が楽しみながら授業の雰囲気を味わい、部活動見学なども熱心に見て回っていた。

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