早くも田植え始まる 紀宝町大里夏の新米「なついろ」

 紀宝町大里地区で24日、三重県内のトップを切って田植えが始まった。初夏を思わせる暖かな日差しの下、中西和益さんが管理する水田で、県育成品種「なついろ」の苗が丁寧に植え付けられた。

 同地区は東海地方有数の早場米産地として知られ、お盆前の新米出荷を目指し、毎年3月下旬にはいち早く田植えに取りかかる。今年も例年通りの作業開始となり、春の訪れとともに本格的な米作りシーズンの幕開けを告げた。

 中西さんはこれまで「あきたこまち」を中心に栽培してきたが、昨年から三重県が開発した新品種「なついろ」に切り替えた。高温への耐性や、いもち病への強さに優れ、安定した収量が期待できるのが特長という。

 この日は早朝から田植え機を操り、約30アールの水田に青々とした苗を次々と植え付けた。順調に生育すれば、収穫は7月下旬ごろを見込んでおり、ひと足早い〝夏の新米〟として出荷される予定だ。中西さんは「昨年は米のできが良かった。今年も期待したい」と話していた。

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