火縄銃や刀にも興味津々 自然の家サマーキャンプ楽しむ

 三重県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)はこのほど、「挑戦!サマーキャンプ」を開いた。県内外から児童20人が参加し、2泊3日の日程で野外炊事や自然体験などを満喫した。

 豊かな熊野の自然体験活動や集団生活を通じて子どもたちの協調性、主体性を養うことを目的に開催。地元の熊野市、御浜町、紀宝町をはじめ菰野町、津市、松阪市、紀北町、尾鷲市、新宮市から小学4~6年生の子どもたちが夏休みの思い出づくりにやってきた。

 雨天のため当初の予定を変更。初日は開校式で参加者が打ち解けた後、野外炊事でカレーライスづくりと飯盒炊飯に挑戦した。児童たちは協力しながら調理し、自作の竹のスプーンでカレーを美味しそうに食べていた。流しソーメンも行い盛り上がった。

 2日目は紀和町にある紀和鉱山資料館を訪れ、火縄銃などを見学。刀に興味を示す子どもも多かった。自然の家に戻ってからはバーベキューと花火を楽しんだ。

 最終日は布の下に置いた葉っぱ叩いて写す「葉っぱ写し」や球技などを体験。児童たちは「ご飯もおいしかったし、イベントも全部楽しかった」「資料館が楽しかった」「プールが楽しかった」と喜んでいた。

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