32チーム778人熊野で熱戦 西日本大学女子ソフトボール選手権開幕

 東海以西の大学ソフトボール32チームによる「第57回西日本大学女子ソフトボール選手権大会」が2日、熊野市有馬町のくまのスタジアムなどで開幕した。778人の選手が4日までの3日間、ソフトボールのメッカと呼ばれる熊野市で熱戦を繰り広げる。

 2日はくまのスタジアムで開会式が行われ、地元ソフトボールチームのサクラキッズなどの子どもたちが先導し、前年度優勝の中京大学を先頭に出場チームの選手たちが入場行進。主催者を代表して熊野地区ソフトボール協会の山本洋信会長が歓迎と激励の思いを込め開会宣言した。

 続いて前年度優勝の中京大、準優勝の同志社大から優勝旗と優勝杯、準優勝杯が返還された。全日本大学ソフトボール連盟会長の児玉公正会長が選手たちのさらなる成長や活躍を願い挨拶。来賓を代表して熊野市の河上敢二市長が選手たちを歓迎し「思い出に残る試合を。ソフトボールのメッカと呼ばれる熊野市でハツラツとしたプレーを期待します」と祝辞を述べた。

 選手を代表して中京大学の竹田愛佳主将が先日の津波警報などに触れ「この大会を無事に開催していただけることに心から感謝しています。大会では仲間と共に全力でプレーすることでありがとうの思いを届けたい。どんな状況でも前を向き、支え合うことの大切さをプレーで再現し、全力でソフトを楽しむ姿で元気と笑顔を届けるきっかけとなるよう、精一杯戦います」と選手宣誓。熱戦の火ぶたが切られた。

 大会はトーナメント戦で、初日は山崎運動公園と防災公園野球場の計4会場で1回戦を展開。3日に2回戦と準々決勝、4日は準決勝と決勝が行われる。出場チームは次の通り。

 中京、東海学園、日本福祉、鈴鹿、岐阜聖徳学園、中京学院、星城、岐阜協立、至学館、名古屋・南山・静岡合同、園田学園、同志社、龍谷、太成学院、武庫川女子、関西、立命館、大阪青山、神戸親和、大阪大谷、大阪国際、京都産業、天理、羽衣国際、IPU・環太平洋、美作、中国学園、広島、福岡、日本文理、九州共立、熊本学園

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