丸々太った春ブリ 熊野灘で大量続く

 熊野灘でここ数日、良型のブリの水揚げが続いている。阿田和大敷漁業生産組合(古川正和組合長)が4日に約2700本、5日に約1600本、6日も1500本を鵜殿港へ水揚げ。熊野市の遊木漁港にも恵洋水産が6日に約2000本のブリを水揚げした。

 2月27日には漁業関係者や尾鷲市などが「熊野灘ぶり振興協議会」を設立し、春の食材として定着させることを目指して動き始めた「春ブリ」。日本海側の寒ブリとは異なる太平洋側の「みえ春ぶり」として知名度向上を図る。

 熊野灘にブリが来遊するのは1~5月で、特に3、4月に集中。10㌔以上の太った個体が多く、太平洋側ではこの時期が一番美味とされているが、全国的な知名度が低い上、短期間で大量に水揚げされると値崩れすることもあったことから、協議会の設立によって春の食材として定着させることを目指しているという。

 阿田和大敷の漁師によると、水揚げされたブリは7~8㌔を中心に、10㌔以上も混じるなど良型揃いでまさに売り出し中の「みえ春ぶり」。「脂がのって美味しい春ブリをぜひ地元の方々も味わって」と話していた。

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