花びら舞う中で交流 桜まつり 家族連れらで賑わう

 御浜町の町おこしグループ「思志會」と「市會」は8日、御浜中学校グラウンドで「桜まつり」(髙本晃良実行委員長)を開いた。4年ぶりの本格開催となり、桜の花びら舞う会場で家族連れや若者グループら多くの来場者が楽しいひと時を過ごした。

 思志會は志原地区、市會は市木地区の若者らが中心となって組織するグループ。毎年この時期に桜まつりを開催している。2020年からは新型コロナウイルス感染症の影響で、夜桜ライトアップのみだったが、4年ぶりに模擬店やステージイベントなど通常通り実施した。

 前日の雨で桜が心配されたが、多くの花が残り、ナイターに照らされた夜桜が鮮やかに浮かび上がった。髙本実行委員長は「桜も持ってくれました。最後まで楽しんでください」と歓迎挨拶。会場にはトラックを使用した特設ステージが設けられ、ダンスグループ「PHAT DANCE STUDIO」が軽快なダンスを披露。新宮市の「雅龍」もよさこい鳴子踊りで盛り上げた。

 未就学児の宝釣りや広いグラウンドを利用した「ドッジボール」も行われた。出店や屋台も大忙し。訪れた人たちは美味しいおつまみやアルコールに舌鼓を打った。最後はお菓子ほりもあり、子どもたちの歓声が響き渡った。

 地元の家族連れは「待ちに待った桜まつり。少し肌寒かったけど、子どもは大はしゃぎでした。やっぱりイベントがあると楽しい」と喜んでいた。

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