今年も中止を決定 熊野大花火大会 3年連続苦渋の決断

 熊野大花火大会実行委員会(大会本部長・河上敢二熊野市長、実行委員長・中平孝之熊野市観光協会長)が7日午後に開かれ、今年8月17日の熊野大花火大会の中止を決定した。新型コロナウイルスの収束が見込まれない中、感染防止対策のため3年連続での苦渋の決断となった。追善供養は昨年同様に実施したい考えだ。

 熊野大花火大会は300有余年の歴史を誇り、全国的にも名高い。多いときには約20万人の観衆が訪れる。

 観客は七里御浜海岸での観覧が中心となり、入場料などもないため来場者の行動把握が難しい。主催者側で新型コロナウイルス感染防止対策を徹底することは困難の極み。安全面から一昨年、実行委員会では戦後初の大会中止を決めた。

 コロナワクチン接種など3度目の正直で今年こそはの思いで素晴らしいものにしたいと考え、開催に向け協議を重ねてきた。しかし、コロナの影響が未だに継続する中、観覧者や大会関係者、ボランティア、周辺住民等の安全を第一に考え、開催準備を含めた影響で無念の開催中止を判断した。企業などへの協賛募集なども中止にする。

 同実行委員会では「平素よりご支援ご協力いただいております関係者の皆様、楽しみにされていた皆様におかれましては大変心苦しい限りではございますが、中止の判断に至った事について何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息し、来年は多くの方が来場して楽しんで頂けるような熊野大花火大会が開催できるよう、実行委員一同力を合わせていく所存」と話している。

※写真は2018年

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