たくさんの音色で楽しく 「ロバの音楽座」が公演

 古楽器や空想楽器を奏で、心温まる音の世界を創造するグループ「ロバの音楽座」による公演「わいてくるくるおんがっかい」が17日、御浜町中央公民館で開かれた。地域の子どもら約250人が訪れ、バグパイプ、プサルテリー、ポルタリーフオルガン、クルムホルン、ヴィオラダガンバなどの楽器が奏でるメロディーに酔いしれた。

 NPO法人子どもステーションくまの(黒瀧一輝理事長)NPO法人あそぼらいつ(同)主催、御浜町、熊野市、紀宝町後援、熊野ロータリークラブと熊野ライオンズクラブから助成を受けて実施した。

 「ロバの音楽座」は1982年、子どもたちに音楽の夢を運ぶべく結成。88年の「愉快なコンサート」が厚生省中央児童福祉審議会の特別推薦文化財作品に選ばれるなど数々の賞を受賞。2006年はスタジオジブリ作品「ゲド戦記」の音楽に参加している。

 この日は楽しい振り付けも交えながらたくさんの音色が奏でられ、子どもたちは目を輝かせていた。

 一方、主催者では16日に熊野市文化交流センターで「ポロンポロン」も開催した。市子育て支援センターひよっこの利用者ら30組の親子が参加。ロバの音楽座のメンバーたちが様々な楽器演奏や歌を披露。訪れた親子らが楽しいひと時を過ごした。

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