11月12日の任期満了に伴う熊野市長選が12日(日)に告示される。投票は19日(日)に行われ、即日開票される。市長選には現在、現職の河上敢二さん(69歳、井戸町)と新人で市議の松田唯さん(50歳、井戸町)が立候補を表明している。前回2021年は無投票だったため、8年ぶりの選挙戦へと突入し、現職と市議の一騎打ちとなる公算が大きい。
立候補の届け出は午前8時30分から午後5時の間に、市役所2階の第一会議室で受け付ける。投票は19日午前7時から市内32ヵ所で行われる。投票の締切時間は午後6時(上川生活改善センターは午後5時)まで。
期日前投票は熊野市役所で13~18日の午前8時30分から午後8時まで、紀和コミュニティセンターは15~18日の午前8時30分から午後5時まで受け付ける。
河上さんは東京大学卒。農林水産省で在イタリア日本国大使館一等書記官、大臣官房調査課課長補佐などを経て、平成10年に旧熊野市長に初当選し、これまで紀和町との合併時も含め現在7期目。12日は午前8時40分ごろから井戸町のホテル河上前で出陣式。
松田さんは木本高校を卒業後、大阪市の専門学校に進学。建築設計事務所などの勤務を経て、2018年、市議選に挑戦し初当選した。現在2期目で昨年から副議長を務めている。12日は午前9時から井戸町893―3番地の選挙事務所前で出陣式。
9月1日現在の選挙人名簿登録者数は1万2955人(男5994人、女6961人)。