高い技術と行動力で 感性豊かに46点を 御浜写真愛好会交流センターで写真展

 御浜写真愛好会(馬場弘代表)による第18回写真展が20日から、熊野市井戸町の市文化交流センタークマノミチで始まった。展示は9月7日(日)まで。

 同会は発足から36年の歴史があり、郷土をこよなく愛する写真好きの会員で構成。東京を中心に活動しているプロ写真家の杉本恭子先生による指導を仰ぎ、この1年間を中心に会員11人が県内外で撮影した46点を出展した。

 会場には会員の高い技術と行動力、豊かな感性を感じさせる渾身の1枚がズラリ。丸山千枚田や熊野大花火大会、七里御浜の鯉のぼり、紀和の火祭り、花の窟神社の竹灯りなど、郷土が誇る観光名所や風景はもちろん、ホタルや祭り、伝統行事、花などをとらえた写真が並んだ。また、県外で撮影した、この地方では見られない風景などの写真もズラリ。馬場会長による大阪・関西万博の作品もあり、いずれも来館者をうならせている。

 開場時間は午前9時から午後7時までで、月曜休館。22日から27日は市立図書館の休館に伴い、閉館時間が午後5時までとなる。馬場会長は「それぞれが一枚一枚丁寧に撮影し、感動した気持ちをそれぞれの感性で切り撮り、個性あふれる作品が揃いました。おしゃれなタイトルと作品に対するコメントも添付していますので、完成度が高く温かでほのぼのとした撮り歩き作品をぜひお楽しみください」と呼びかけている。出展者は次の皆さん。

 倉中亀男、仲森正純、山木良昭、田上修、河辺宏幸、沢本浩志、坪井洋一、坪内裕樹、鈴木怜子、榎本香、馬場弘。

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