運動通じ健康づくり 熊野市市民スポーツ祭賑わう

 熊野市の第24回市民健康スポーツ祭(小川雅司大会長、瀬戸元実行委員長)が9日、有馬町の防災公園で開かれた。子どもから高齢者まで市民らが参加し、スポーツを通じた健康づくりに励んだ。

 雨のため山崎運動公園から会場を変更して実施した。開会式では小川大会長が「スポーツを通じて、美しい熊野市を元気で明るい熊野市にしていきましょう」と挨拶。大西浩文副市長は実行委員会はじめ関係者の尽力に感謝し、スポーツによる健康増進を呼びかけた。

 引き続き、市健康・長寿課スポーツインストラクターの中西かおりさんに合わせて「くまの百まで体操」で準備運動。転倒予防指導士・ウォーキングトレーナーとして活躍する池田ノリアキさんが〝脳と体を鍛える〟ウォーキングの秘訣を伝授した。

 アシックスで長年シューズ企画開発などに携わった池田さんは、靴のはき方で運動効率が大きく変わることを説明。ウォーキングは脳に刺激を与え、認知症予防や学習能力向上などにも繋がることを話した。

 この後、公園内ではロコトレ、柔道、サイクリング、陸上、ラグビー、ソフトテニス、ソフトボール、バスケットボール、県身体障害者総合福祉センター、柔道、レクリエーションスポーツといった様々な体験ブースがオープン。参加者は各ブースを順番に巡りながら自分にあったスポーツを探し、楽しく体を動かした。

 最後は豪華賞品が当たる抽選会も行われ、当選番号が読み上げられるたびに歓声が響いていた。

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