熊野市の木本中学校と有馬中学校で7日、それぞれ文化祭が開かれた。生徒たちが仲間とともに頑張ってきた成果を発表。両校ともに全校合唱があり、子どもたちの友情が伝わる歌声が訪れた保護者らの心に響いていた。
木本中では生徒たちが「輝け!青春の笑顔」をテーマに、生徒たちが日頃の学習成果を発表した。文化祭は野地晴道実行委員長の挨拶に続き、生徒会のオープニングムービーでスタート。吹奏楽がミニコンサートを披露した。
各学年がそれぞれ構想を練り、練習を重ねてきた劇やミュージカルも会場を沸かせていた。午後からは全校合唱『あすという日が』で開演。全校生徒が息の合ったハーモニーを響かせ、合唱コンクールへと移り、各学年が美しい歌声を聴かせた。
一方、有馬中学校は「笑顔満祭」をテーマに、生徒たちが日頃の学習成果を発表した。吹奏楽部のミニコンサートで開演。3年生の中西ののかさんが「それぞれのアイデンティティ」と題し人権作文を発表。1年生から3年生までそれぞれ練習してきた劇を披露した。
ユーチューバーのモトベはつこさんも講話。午後からは橋屋乃依さん指揮、大久保瑞季さん伴奏による全校合唱『マイバラード』に続き、合唱コンクールで各クラスが練習してきた歌声を響かせた。
会場となった両中学校の体育館には修学旅行の発表、芸術作品の展示などもあり、訪れた人たちが生徒たちの学習成果をじっくり鑑賞していた。

