県立熊野青藍高校紀南校舎(紀南高校)の3年次選択科目「地域創造学」受講生とJRC(青少年赤十字)部が取り組む〝紀州犬の輪プロジェクト〟によってこのたび、オリジナル和菓子『白のきずな』が完成。11月2日(日)、道の駅パーク七里御浜で開かれる「みかん・リンゴ祭り」で販売される。
プロジェクトは、国の天然記念物で御浜町阪本地区がふるさとと言われる紀州犬のブランド化を図り、地域活性化と観光資源を推進するとともに、保護・普及の支援につなげるための取り組み。
お菓子はこれまでにもお菓子作りで連携している糸川屋製菓(熊野市)が協力。薄いせんべいにクリームをはさんだミルククリームサンドで、表面に紀州犬の子犬の顔を焼き印として施した。パッケージ裏には紀州犬に関する紹介文が掲載されている。8枚入りで価格は税込200円。200セット限定販売とする。
パッケージをデザインした今井椛和(こより)さんは「見た目も楽しめるように考えました。かわいらしさと地域性を兼ね備え、SNS映えもバッチリ。ぜひお買い求めください」と呼びかけている。
なお、販売会場では同校生徒も売り子として参加するほか、紀州犬に関する3択クイズや犬の紹介などを行う。正解者にはこのお菓子をプレゼントする。

