熊野市木本町親地町にある「弁財天」の夏祭りが20日、脇の浜の木本魚市場周辺で開かれ、多くの家族連れらで賑わった。レゲエミュージシャンで人気歌手「寿君」が今年も来熊し、来場者がライブに酔いしれた。
この祭りは昭和から平成にかけて一度途絶えたが、10月の木本祭りで暴れ神輿を担ぐ木本奉仕委員会（樋口和道代表）が再開させた。今年も実行委員会（田中義康実行委員長）が準備を進めてきた。
神事では木本神社の田中安弘宮司が町内安寧や海の安全などを祈願。会場となった脇の浜でビアガーデンが始まった。
田中実行委員長が挨拶し、ステージでは木本節保存会やダンスチームＭ’ｓ、「ＰＨＡＴ ＤＡＮＣＥ ＳＴＵＤＩＯ」が登場。大縄跳び大会も盛り上がった。
午後７時30分頃、「寿君」がステージに上るころには盛り上がりは最高潮に。盟友の「ＢＩＧ ＢＥＡＲ」もスペシャルゲストとして参加し、ステージ前は夏の暑さを吹き飛ばすような熱気となった。
この後、お馴染みの抽選会へと移った。ニンテンドースイッチ２や自転車など豪華賞品の当選結果が発表されるたび、子どもたちが一喜一憂。最後は打ち上げ花火が夜空を彩った。最後は奉仕委員会のメンバーがステージに上がり、浜本健太今年度神輿奉仕委員長が伊勢音頭で締めくくった。
