潜在能力発揮の秘訣は “大切な人”想いパワーを 木本中で特別公演大嶋さんの講演が胸を打つ

 熊野市木本中学校(下古谷克典校長)で15日、大嶋啓介さんによる特別講演会が開かれ、全校生徒と大勢の保護者が来場。大嶋さんが「夢を叶える究極の方法」をテーマに講演すると、次々と感動を与える講話に生徒からも保護者からも涙あふれる1時間半となった。

 大嶋さんは株式会社てっぺん、NPO法人居酒屋甲子園を設立。夢を叶える「予祝」を広める講演会で全国を回り、感動と涙の渦に巻き込んでいる人物。プロ野球や北京五輪ソフトボール日本代表、高校野球強豪校などでチーム強化のメンタル研修などを行っている。

 大嶋さんはまず「私は桑名市出身。小学生の頃、警察官だった父が亡くなり、母子家庭で育ててもらった。中学校の頃から自信がなく、夢もやりたいこともなかったが、全国でこうして講演させてもらうようになった。この時間がみんなにとってこれからの人生の力になれば」と挨拶した。

 続けて「人間には無限の可能性があり、ほとんどの才能はまだまだ発揮されていない。人間の脳の仕組みや機能はみんな変わらない。頭の良い悪いはなく、みんな変わらない脳を持っている。なぜうまくいく人といかない人がいるのか。脳が力を発揮するのは、楽しんでいるときやワクワクするとき。なんでも楽しめる自分になるよう、どうしたら楽しめるかを考える。人生を面白くするかどうかは自分次第。つまらない眼鏡をかけるとつまらないことばかり。でも、楽しい眼鏡をかけると楽しいことばかりになる。人間の脳は良くないところを探そうとする性質がある。欠けている点を探してしまうので、素敵なところ、良いところを見る。人生は自分次第で変わるんです」と熱弁。「自分の可能性を信じてほしい。この可能性を最大限に引き出す方法は、誰かを喜ばせたいという力。『大切な人のために』という気持ちで人間は凄い力を発揮する」などと伝えた。

 その後、家族に対する感謝の大切さを説き、今まで親にしてもらったこと、これから自分が頑張る気持ちを生徒たちに書かせて「伝えておけばよかったと後悔の無いよう、今伝えたいことを書く。これがみんなの大きな力になる。誕生日はみんなを祝ってくれるだけの日じゃない。お父さん、お母さんにとっても特別な日。『産んでくれてありがとう』と伝えて、君たちが生まれた時の気持ちや家族の一番の思い出を聞いてほしい」と〝宿題〟も。来場した保護者らは胸を打つ映像や大嶋さんが語りかける温かい言葉に、涙を拭いながら聞き入っていた。

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