23世典暁和尚が就任 大仙寺普山式稚児や檀家の祝福受け入山

 熊野市新鹿町、曹洞宗の龍門山「大仙寺」で2日、第23世住職・典暁和尚(桝本典暁住職、48歳)の晋山式が盛大に営まれ、檀信徒や近隣の僧侶多数が新命住職の就任を祝った。

 同寺は静岡県の想慈院から僧を歓請し延宝4年(1676年)に長福寺の名で開山。正徳元年(1711年)に大仙寺に改称した。本尊は釈迦如来。

 新しい住職が寺に正式に入る晋山式では、約40人の稚児が大仙寺に上山する典暁住職を先導し、新鹿公民館を出発。沿道では町民らが可愛い稚児たちや新命住職に拍手を送った。

 行列は午前9時に山門へ到着し、晋山式法要が営まれた。典暁住職が本堂へと入り、信仰、修養の道場とする決意を宣言し晋山開堂。お釈迦様や歴代住職への祈り、報恩の言葉、檀信徒先祖代々などへの供養を唱えた。一問一答の問答により修行の成果も示した。

 また、東正寺(紀宝町鵜殿)の片野晴友老師、宝積寺(御浜町柿原)の村上昭寛老師、見松寺(紀宝町井田)の一村真剛老師が祝辞。大仙寺の鈴木祥嗣責任役員が新命住職への期待の言葉を送った。

 前任の22世千巌古芳大和尚(新山古芳さん)の遷化から同寺の仏事を担ってきた典暁住職は晋山式に携わった多くの人たちや家族に感謝の気持ちを語り「この晋山式へ向けて準備を進めてきたが、一人の力では何もできないということ、多くの皆様に支えられ、助けられて今の自分があるということを改めて実感いたしました。今日、この日の想いを初心として、これからも精進していきます」と決意を新たにしていた。

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