地域に響く元気な掛け声 阿田和神社秋季例大祭 4年ぶりに通常規模で斎行

 「わっしょい、わっしょい!」―。御浜町阿田和に子どもたちの元気な声が響いた。阿田和神社で15日、秋の例大祭が斎行された。新型コロナウイルスの影響で2019年秋の例大祭を最後に規模縮小していたが、昨今の情勢を鑑みて今回から従来の規模で再開。メインとなる地元グループ・阿田和交流会による子ども神輿も4年ぶりに復活し、地域に歓声が鳴り響いた。

 例大祭は、慰霊祭、神事、境内での催し物、神輿を経て最後に餅まきで締めくくられた。慰霊祭には遺族会や総代らが参列し、先の大戦で犠牲になった英霊を追悼。続く神事では、拝殿奥の高い位置にある神殿の扉を開帳して神饌(しんせん)が供えられると、宮地秀直宮司が地域の平安や商工業の振興等を願って祝詞(のりと)を捧げた。

 子ども神輿は午後1時に阿田和駅を出発。子どもたち30人が綱を引き、交流会のメンバーが担ぐ中、活発な掛け声をあげながら地区を練り歩いた。今年の浦安の舞は阿田和小学校4年の下川愛空さん、松本心希さんが舞姫を担当。稽古を重ね、本番で見事に役目を果たした。神事の後、交流会が獅子舞の演目のひとつ『乱獅子』を奉納。境内ではたくさんの催し物が開かれたほか、「子どもずもう大会」も復活。土俵の中で子どもたちががっぷり四つに組んだ。

 宮地宮司は、ようやく通常規模の祭りが斎行できたことに喜びを表し、「きれいな気持ちでお祭りができて何より」と話した。

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