18日に創立50周年記念事業 大阪桐蔭吹奏楽部迎え 熊野ロータリークラブりょうがん先生の講演も

 国際ロータリー第2630地区「熊野ロータリークラブ」(齋藤友紀会長、会員数37人)は今年、創立50周年を迎え、各種記念行事を開催。今月18日(日)はその締めくくりとして、熊野市民会館で午後1時から元木本中学校長の長島洋氏による講演会を、午後2時からは国内外で高い評価を得る大阪桐蔭高校吹奏楽部のコンサートを開催する。

 同クラブは1973年に、新宮ロータリークラブをスポンサーとして、故・米本久さんを中心に24人のメンバーで発足。「超我の奉仕」を信条に、地域社会に貢献してきた。

 その精神は50年後の現会員にも受け継がれ、様々な地域貢献活動を展開している。昨年9月には50周年記念事業第1弾として熊野市が力を入れるスポーツ交流への貢献を発案。ソフトボールや野球等で利用者が多い防災公園野球場の利便性向上へ、グラウンド内からも見られる屋外時計と、バッテリー式で持ち運びも可能なBSO表示器を贈呈した。

 また、今年4月にはシドニー五輪女子マラソン金メダリストで国民栄誉賞も受賞している高橋尚子さんを講師に迎え、熊野市営陸上競技場でランニングクリニックを開催。地元中学生ら約50人が目を輝かせながら指導を受け、青少年健全育成にも貢献している。

 そして今回は50周年記念事業の締めくくりとして、「長島りょうがん」の名で人権等に関して胸を打つ講演やコンサートなどを開いている長島洋さんを迎えて講演会を開催。さらに甲子園アルプススタンドでの演奏で一躍名を馳せ、日本一の呼び声も高い大阪桐蔭高校吹奏楽部によるコンサートも実現の運びとなった。部員156人全員が来熊するとのことで、迫力ある演奏が期待されており、熊野市南郡の中学・高校吹奏楽部員も招待した。

 チケットは全席自由の2000円。「おかげさまで50周年を迎えることができました。チケットは残りわずかとなっておりますので、希望される方はアカサカスポーツ(0597・89・4711)でご購入下さい」と呼びかけている。

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