親子150人笑顔広がる 熊野市 5歳児が合同園外保育

 熊野市立保育所保護者会会長連絡協議会(片岡正人会長)は25日、熊野市有馬町の市営体育館で令和4年度合同園外保育を開催。市内の園児と保護者ら約150人が、浦中こういちさんによる親子コンサートを楽しんだ。

 同年代の子ども達と交流を深めることなどを目的に毎年開催されているもの。今年も新型コロナウイルス感染防止対策を徹底する中での開催となり、新鹿、金山、五郷、木本、入鹿の各市立保育所と井戸保育園から5歳児と保護者が参加した。

 開会にあたり片岡会長が「初めて顔を合わす子どもたちといつもと違った環境の中で、親子揃った楽しい時間を過ごしてもらえれば。元気いっぱい楽しんでください」と挨拶。来賓の畑中新子市議会副議長が祝辞を述べた。

 浦中こういちさんは三重県多気郡大台町出身。日本のあそび歌作家、絵本作家、シンガーソングライターなどとして活動している。この日は手遊びや体あそびなど、親子で楽しめるあそびうたを次々と披露。園児や保護者の間にも次第に笑顔が広がった。子どもたちはお父さんやお母さんに飛びつき、親子で一緒に遊べる嬉しさが表情に現れていた。園の枠を超えた交流の輪も広がっていた。

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