介護職員や新成人と 地元の声を形に 鈴木衆議院議員 熊野市で意見交換

 三重4区選出の鈴木英敬衆議院議員(自民党)は2日、熊野市の市駅前商業施設「すぱいす up くまの.」で介護関係者や新成人らと座談会を行った。介護関係者から現場の状況など、新成人からは率直な故郷への思いが語られ、鈴木代議士は「地元の声を国に届け、形にしていきたい」と力を込めた。

 この日、紀宝町と御浜町の成人式に出席した鈴木代議士は、熊野市・南牟婁郡選出の谷川孝栄県議とともに「すぱいす up くまの.」へ。まずは介護現場で働く5人と意見交換を行った。

 介護現場からは人手不足の課題が浮き彫りに。人手不足が利用者へのサービスの質に影響することの懸念が示された。現場の処遇も人手不足の一因という。

 また、ワクチン接種に関しても、入所施設は早かったが、デイサービスなど通所型は少し遅れる点を指摘する声も。感染拡大防止には通所施設も入所施設と同様に早期のワクチン接種が必要との意見が出ていた。

 職員らは利用者とのふれあいなど仕事への充実感は強いが、一方で人手不足などから将来への不安など、現場ならではの危機感を訴えていた。

 一方、新成人との意見交換会には熊野市から2人、御浜町、紀宝町から各1人の4人が参加した。新成人からは「店舗のシャッターがしまっているのを見るのが悲しい」など、疲弊する故郷を心配する声。「遊ぶ場所が殆どない」「将来帰ってきても、自分がやってきた職業と同じ職種につけるかが心配」といった率直な感想も出ていた。

 大学生からは新型コロナウイルスの影響で、授業がリモートのため友人が出来ず、学生生活や就職活動などに向けた情報共有に困っているとの実情も。医師を目指している大学生からは「紀南病院のメディカルラリーなどで地域医療に取り組む人たちに感銘を受けた。どの道に進むかはまだ決めていませんが、将来、地域医療に貢献できれば」との頼もしい意見も出ていた。

 被選挙権の引き下げにも話は及び、どうすれば若い世代に政治や選挙に関心を持ってもらえるかについても意見が交わされた。

 鈴木代議士は「政治は実行力。皆さんの貴重な声、ご意見をしっかり形にしていきたい」と話していた。

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