劇団風の子が熱演 一流の舞台芸術に没頭 井戸小で学校巡回公演

 熊野市の井戸小学校(森倉睦成校長)で2日、劇団風の子中部による「ユエと瑠璃色の石」が上演され、児童や保護者、地域住民らが一流の舞台芸術を楽しんだ。

 子どもたちの豊かな感性を育む場を作り、芸術鑑賞能力の向上を図るとともに、文化的な地域格差の解消を促進することを目的とする、文化庁の令和8年度舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)として行われたもの。劇団風の子中部は昨年に続いての上演となり、この日は保護者も観劇に訪れた。

 演劇はお城で大切にされるあまり外の世界に触れることさえ許されなかった少女が、大国の王子の侵略によって初めて外の世界へと向かう運命に。当たり前に守られてきた籠の中から、すべてを自らの手で掴んでいかなければ生きていけない世界で成長していく姿を描いたストーリー。

 ユーモアな掛け合いや身体を目いっぱいに使った表現など、劇団員によるプロの演劇に児童たちもすっかり釘付け。想像力を働かせながら物語の世界に引き込まれていた。

 また、演劇の最後には4年生が出演。先日体験したワークショップの成果を披露し、元気いっぱいの演技と歌で魅了した。

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