市の舵取りは誰に 熊野市長選挙に2候補

 熊野市の舵取りを決める市長選挙が12日に告示され、届け出順に新人で前市議の松田唯さん(50歳、井戸町、無所属)と、現職の河上敢二さん(69歳、井戸町、無所属)が立候補。7日間の決戦の火蓋を切った。

 市長選挙は11月12日の任期満了に伴うもの。届け出を済ませた両候補の運動員が選挙七つ道具を受け取ると、足早に選挙事務所などへと戻り出陣式を行った。集まった支持者を前に各候補がそれぞれ第一声。街宣車で市内を巡り、支持を訴えた。

 投票は19日午前7時から市内32ヵ所で行われる。投票の締切時間は午後6時(上川生活改善センターは午後5時)まで。期日前投票は熊野市役所で13~18日の午前8時30分から午後8時まで、紀和コミュニティセンターは15~18日の午前8時30分から午後5時まで受け付ける。9月1日現在の選挙人名簿登録者数は1万2955人(男5994人、女6961人)。

 候補者の主なプロフィール、出陣式での第一声は次の通り。

 ▼松田唯候補=昭和50年生。50歳。熊野市井戸町出身。修成建設専門学校卒。建築設計事務所「結工房」代表。日比野生コン社員などを経て平成30年4月に熊野市議初当選。副議長など歴任。

 ▼河上敢二候補=昭和31年生。69歳。井戸町出身。東京大学医学部保健学科卒。農林水産省を経て平成10年12月に旧熊野市長選挙に初当選。合併後の新熊野市を含め現在通算7期目。

  • URLをコピーしました!