リコーダー演奏で魅了 大型テレビのプレゼントも きなんひかり園福岡県の会社役員が慰問

 熊野市有馬町の社会福祉法人清光会紀南ひかり園(和田純子園長)へ25日、東京と福岡を中心に幅広いITソリューションを展開する「メディアファイブ株式会社」の創業者であり代表取締役会長の上野英理也さんが慰問に訪れ、リコーダー演奏で利用者を喜ばせた。

 清光会の川崎和子理事長と上野会長が福岡県内のロータリークラブで縁があり、出張慰問コンサートが実現したもの。上野会長は、昨年6月からプロのリコーダー奏者として音楽活動を行っており、並行して「えりP」の名前でボカロP(ボーカロイド・プロデューサー)としても音楽活動を行っている人物。DTM(デスクトップ・ミュージック)を制作し、公式YouTubeチャンネルなどのSNSでインターネット上に楽曲を公開している。

 上野会長は映像と合わせて「荒城の月」や「花」など4曲を演奏し、美しい音色で魅了。利用者も体でリズムを取りながら演奏に聞き入り、アンコールでは上野会長と同社の河野活代表取締役社長による「カントリーロード」に大きな拍手を送っていた。

 また、コンサート終了後は利用者から上野会長と河野社長に作品がプレゼントされ、上野会長と河野社長はこの日のコンサートで使用した大型テレビとテレビスタンドを同園にプレゼント。目録を受け取った川崎理事長は「久しぶりに皆さんの元気な顔を見られて嬉しい。遠く福岡から来て頂いて、演奏だけじゃなくテレビもプレゼントしていただきました。これからも色んな所に活用させて頂きたい」と感謝した。

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