来年度に校歌碑を建立 木本高校同窓会母校愛を胸に親睦深める

 三重県立木本高校同窓会(森岡忠雄会長)の総会と懇親会が8月31日に井戸町の「みどりや」で開かれた。約50人が出席し、母校愛を胸に大いに旧交を温めた。来年度には熊野青藍高校木本校舎に、木本高校の校歌を刻んだ歌碑を建立することも明らかになった。

 総会は瀬戸元副会長の司会で進行。物故会員の黙祷、校歌斉唱に続き、森岡会長が挨拶。今年4月から木本、紀南高校を統合し熊野青藍高校がスタートしたことに触れ「1年生は熊野青藍、2~3年生は木本高校の生徒。変化の中で子どもたちが複雑な思いを持っているのではと心配していたが、楽しそうに登校している姿に、心配も杞憂に終わった。熊野青藍として新しい歴史を築いていくと思う」と話した。

 また、現在の2~3年生が卒業して木本高校が歴史に幕を下ろした後も、木本高校で使用されている校歌は熊野青藍木本校舎の校舎歌として遺していく予定。来年1月から書道部の協力で歌碑を作り、新年度にお披露目のセレモニーを計画しているという。

 引き続き、木本、紀南、熊野青藍の3校を兼務する福田英成校長が会員らの日ごろからの支援に感謝。「生徒たちは木本、熊野青藍と学校は違っても同じ同窓で学び学校生活を送っています。木本高校の校風を青藍に引き継ぎながら、先輩、後輩の絆も深めていると思っています。今後ともご支援を」と呼びかけた。

 議事では昨年度の事業報告や会計決算報告、今年度事業計画及び予算案を承認。懇親会へと移り、会場は和やかな社交場となった。出席者らは青春時代へと戻り、世代を越え大いに親睦。各回生によるカラオケも盛り上がりを見せた。長島洋さん(28回生)の生演奏で全員で懐かしの昭和ソングも合唱。出席者は「来年も元気であおらいよ」と固い約束を交わしていた。同窓会の令和7年度役員は次の皆さん。

▼会長=森岡忠雄

▼副同=中納祐子、瀬戸元、執行ひろみ、喜田裕彰

▼書記=寺前淑湖

▼会計=畠義和

▼監事=阪口任紀

▼専務理事=小西健二郎

▼理事=井奥つな子(定12)、岩本育久(定12)、和田幹夫(定42)、畑中英吾(高9)、中納祐子(高10)林伸行(高11)、浜田雅嗣(高12)、山本加代子(高12)、西秀(高13)、中田悦生(高14)、西賢二(高17)、杉松道之(高18)、河上好伸(同)、杉本一平(高19)、土口直洋(高21)、久保治也(高24)、三石学(高26)、阪口任紀(同)、清嶺地利夫(高27)、森岡忠雄(同)、中西加寿代(同)、瀬戸元(高29)、執行ひろみ(高30)、中村武人(高31)、後呂丈太郎(高32)、寺本幸治(高36)、谷川孝栄(高37)、三角田誠悟(高41)、中芝寿幸(高43)、喜田裕彰、寺前淑湖、畠義和、小西健二郎(以上校内)

▼顧問=久保治也、福田英成

▼山林委員=林伸行、西賢二、宮本秀男、瀬古守伸、西垣戸洋一、野地良成、福田英成

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