桜舞う旧校舎で春満喫 神川桜覧会多彩な催しで賑わう

 熊野市神川町の旧神上中学校で5日、「神川町・桜覧会2026」が開かれた。前日の風雨に耐えたソメイヨシノの下で多くの来場者がゆったりと催しを満喫した。

 同イベントは2017年まで行われていた「碁石の里・熊野神川桜まつり」をリニューアルし、花見の原点に立ち返った催しにしようと2018年から行われているイベント。地域住民が神川の桜や木造校舎を活用し活性化を図りたいと「神川企画」(田中慎吾代表)を組織し運営している。

 花見を楽しみに県内外から続々と家族連れらが訪れた。会場では地場産のよもぎ餅やジビエコロッケ、めはり寿司、茶粥など飲食コーナーをはじめハンドメイド品などの物販が行われた。花見客は買い物を楽しんだり、ピクニック気分で自前の弁当を広げたり楽しいひと時を過ごした。

 校舎内では近畿大学と武庫川女子大学の学生が「貸本+茶屋」コーナーを開設。温かい飲み物を手に読書を楽しむ姿が見られた。また、熊野鬼城太鼓や紀州舞踊隊、「熊野の千春」、ザ・クマノベンチャーズ、近大新宮高等学校・中学校吹奏楽部のステージもあり盛り上がった。

 会場を吹き抜ける爽やかな風に花吹雪が舞う中、来場者が日本の原風景とも言える神川のイベントを満喫。新宮市から訪れた女性陣は「こんな素敵な場所があるとは知りませんでした。学校の校舎の雰囲気と桜がとてもぴったり」と話していた。

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