熊野市は14日、熊野市役所庁議室で市政功労者の表彰を行った。
市制記念日の11月1日にちなみ、毎年市政の発展に寄与した個人や団体を表彰しているもの。今年は紀和町の福岡淳史さん、新宅次郎さん、山里ふみ子さん、須野町の濱田博文さん、久生屋町の三石学さん、中田重顕さん、井戸町の和田利信さん、有馬町の森村哲也さんが対象となり、福岡、濱田、三石、中田、森村さんが出席した。
表彰式では表彰状を手渡した河上敢二市長が「熊野市は人口減少が続いており、活力と潤いのある熊野市の実現へ向けて努力しているところ。まちづくりや文化振興、市民の安全安心を確保していくためには、皆さま方のように経験を積んだリーダーの存在が非常に重要。今後もそれぞれの分野でこれまでの豊富な経験を活かして、更なる取り組みを頂くことを期待しています。市としては皆様方のお力をお借りしながらしっかりと市民のための取り組みを進めていきたいと考えており、今後ともよろしくお願いします」と感謝の言葉を述べた。
表彰者と功績内容は次の通り。
▼福岡淳史(82歳、自治功労)=平成20年から通算15年間、平谷区長を務め、市政の進展に多大な貢献。
▼新宅次郎(77歳、自治功労)=平成22年から15年間、小船区長を務め、市政の進展に多大な貢献。
▼山里ふみ子(76歳、自治功労)=平成22年から15年間、楊枝川区長を務め、市政の進展に多大な貢献。
▼濱田博文(72歳、自治功労)=平成22年から15年間、須野区長を務め、市政の進展に多大な貢献。
▼三石学(70歳、文化功労)=平成5年から32年間、熊野市文化財専門委員として、歴史研究・文化財保護に多大な功績と貢献。現在は熊野市文化財専門委員会の委員長。
▼和田利信(66歳、文化功労)=平成12年から25年間、熊野市文化財専門委員として、歴史研究・文化財保護に多大な功績と貢献。
▼中田重顕(83歳、文化功労)=平成14年から令和5年までの通算21年間、熊野市文化財専門委員として、歴史研究・文化財保護に多大な功績と貢献。
▼森村哲也(65歳、消防功労)=平成9年に熊野市消防団員として入団以来、28年の永きにわたり消火・防災活動に貢献。現在は熊野市消防団副団長。

