熊野市木本中学校の吹奏楽部(平嶋響部長、部員14人)は6日、市文化交流センターでサマーコンサートを開催。会場には保護者をはじめ友人らが大勢訪れ、演奏を楽しんだ。有馬中、矢渕中の吹奏楽部も友情出演し、それぞれ部員たちがこれまでの練習成果を披露した。
ステージは3部構成で行われた。第1部では木本中が軽快に『オーメンズ・オブ・ラブ』を奏でオープニング。続く『Disney’s Magical Marches』では1年生2人も初舞台を踏んだ。県コンクール課題曲の『レ・プレリュード』では積み重ねてきたハーモニーを聴かせた。
第2部では有馬中と矢渕中が登場。有馬中は夏のコンクールで演奏予定の『風の旅』、初めて1年生が挑戦した『ドレミの歌』の2曲を発表。矢渕中は大航海時代を彷彿させる『黄金都市エルドラード』や、テンポ良い『蒼と夏』を演奏した。
第3部は再び木本中の出番。3年生だけの演奏や、アニメ、ポップスなど世代を越えて盛り上がる曲目で魅了。アンコールでは有馬、矢渕中も一緒になり、会場内を楽しい音色が包みこんだ。観客席からは、部員らの努力が伝わる演奏に、惜しみない拍手が送られていた。