3年ぶりの渡御斎行へ 木本神社例大祭 感染防止対策施し〝復活〟

 熊野市木本町、木本神社(田中安弘宮司)の例大祭が10月8(土)・9日(日)の日程で斎行される。今年は3年ぶりに神輿が街中を渡御することが決まった。

 同神社の例大祭はダンジリ(新出町)を先導として、氏神様が鎮座する「暴れ神輿」、六方行列(親地町)、ヨイヤ(栄町)、子どもミコシ(井筒町)、元宮太鼓(新田)の各町ダシが約700㍍の大行列を形成して練り歩き、お旅所の新出町稲荷神社へ。奉仕委員によって担がれた神輿が海岸へと入り、海水でお清め。その後は再び町内を練り、木本神社へ帰着する。

 ここ2年間は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から神事のみでの斎行を余儀なくされていたが、全国各地で様々な祭りが復活している状況を受け、感染防止対策を徹底しての渡御斎行を決断した。

 しかし、各町ダシについては六方行列と子どもみこし、元宮太鼓で子どもの参加を見送る考えもあり、詳細について検討を重ねているところ。神社と町が力を合わせ、感染防止対策を念頭においた新たな祭りの姿を探っている。

※写真は以前の様子

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