歌って元気に楽しく 熊野支老連カラオケ大会大盛況

 熊野市老人クラブ連合会(和田いく子会長)は21日、市文化交流センターで令和7年度カラオケ大会を開いた。会員はじめ一般来場者ら約120人が訪れ満員御礼。市内6老人クラブから23人の会員が日頃の練習成果を披露した。

 高齢者の生きがいと健康の維持増進をはかり、明るい日常生活を過ごせるよう介護予防を目的に開催。昨年も大盛況だった。

 開会にあたり和田会長が「カラオケを通して高齢者の皆さんが一日一日を元気に暮らして頂きたい。これからの100年時代、みんな楽しく元気にお友だちをつくりながら暮らしていくことを願っています。最後までごゆっくりお楽しみください」と挨拶した。

 カラオケ大会のトップバッターを務めたのは出演者最年長、99歳の久保妙徳さん(小阪百年会)。伸びのある声量で瀬川瑛子の『命くれない』を歌い、大会に弾みをつけた。

 久保さんはじめ、今回出演したのは小阪百年会から杉谷俊明、福田倍典、桝谷忠子、仮屋すみ子さん。両又白寿会の和田としえさん。久生屋宝寿会の奥谷みさ子、山高笑子さん。新鹿十日会からは西紀子、内田正司、喜田やす子、岡本好司、岡本みどり、永用奈千代、西村めい子、尾崎佐和さん。有馬寿会から山本國員、蔵谷静香、鈴木歌子、家崎美枝子、大江愛久、曲田嘉子さん。井戸喜楽会から中田愛子さん。

 出演者は練習してきた得意の曲を気持ち良さそうに歌い上げた。観客席からは手拍子や声援が沸き起こり、盛り上がりを見せていた。

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