令和7年度農林水産(農政・農林)事務所優良工事表彰及び優良工事表彰(若手部門)の表彰式が3日、熊野市井戸町の県熊野庁舎であり、眞建(御浜町・福屋吉悟代表取締役)と監理技術者の犬飼康一さんの手腕を称え、表彰した。
この表彰は令和6年度に完成した三重県各農林水産(農政・農林)事務所発注の建設工事で優良と認められる工事の施工業者や技術者を各事務所長が表彰するもの。三重県と建設業界が連携して進める第三次三重県建設産業活性化プランの取組みのひとつで、三重県農林水産部では令和元年度から実施している。令和4年度からは40歳未満の若手技術者の登用を促すため、若手部門も創設している。
本年度は熊野、尾鷲、伊勢、松阪、津、伊賀、四日市、桑名の各農林水産事務所から16工事の施工業者と17人の技術者が受賞。熊野農林事務所管内では眞建の御浜地区県営中山間事業(繰)農用6号工事が選ばれた。
表彰式では同事務所の三浪正人所長が表彰状を手渡し「様々な制約がある中、的確な施工管理と高い技術力で品質を確保した他の模範となる優良工事。引き続き、公共工事における品質確保、技術力向上に努められ、地域の担い手、地域の守り手としてご活躍を」と讃えた。
なお、尾鷲農林水産事務所では先月27日に表彰式が行われ、自然災害防止事業(県単)第尾―3号工事(南又)で平野組と技術者の東尚史さん、自然災害防止事業(県単)第尾―1号工事(鍛冶屋又)で長井建設と技術者の久保範明さんをそれぞれ表彰した。