熊野市の新鹿海水浴場と大泊海水浴場の海開きが6日にあった。両海水浴場とも主催者が安全祈願祭を営み、海の安全を祈願した。
新鹿では午前9時から徳司神社で神事が行われた。新鹿観光協会の堀後伸司会長はじめ役員、新鹿区の内田正明区長、濱重明市議会議長、新鹿十日会の大矢耕太会長らが参列。松本欣士宮司が神事を執り行い、その後、清め祓いの儀式で海の安全を祈った。
堀後会長は「日本の渚百選にも選ばれている新鹿海岸は美しい白い砂浜、水質も最高ランクのA判定を頂戴し、町内外から沢山のお客様にお出でいただけることを大いに期待しています」と挨拶した。
一方、大泊では芝神社で安全祈願祭を実施。大泊区の若山卓也区長はじめ役員や神社総代らが出席。松本宮司による祝詞奏上や参列者の玉串奉奠など神事が執り行われた。その後、海岸で清め祓いの儀式を行った。
真夏のような暑さとなったこの日、両海水浴場では初日から水遊びを楽しむ家族連れの姿も見られた。