20台の姉弟が死亡 国道42号鬼ヶ城トンネル付近で事故
9月29日午後9時55分ごろ、熊野市木本町の国道42号線、鬼ヶ城トンネル西口付近で、2人が乗った大型自動二輪車と、同町の自営業女性、Aさん(59)運転の軽四自動車が正面衝突。バイクに乗っていた有馬町の会社員、山田雄也さん(21)と和歌山県田辺市の看護師、山田真由香さん(22)の姉弟が全身を強く打ち、死亡した。
熊野警察署によると、現場は鬼ヶ城トンネル西口から木本側に約30㍍。トンネルを抜けてすぐの緩やかなカーブ。バイクは尾鷲方面へ、軽四乗用車は木本方面へと進んでいた。
山田雄也さんと山田真由香さんは病院に搬送されたが、雄也さんは約3時間、真由香さんも約5時間後に亡くなった。この事故でAさんも重傷を負ったが、命に別状はないという。バイクはどちらが運転していたかは不明。同署で事故原因などを調べている。
