鬼ヶ城や輝く海に感激 岐阜県の日新中学 修学旅行で熊野市散策

 熊野市の鬼ヶ城や中心商店街、花の窟神社などへ14日、岐阜県海津市立日新中学校(服部公彦校長)の3年生120人が修学旅行に訪れた。生徒たちが隆起した岩と荒波が造り上げた迫力の鬼ヶ城や秋の日差しに輝く熊野灘など、熊野の自然美を満喫した。

 同校の修学旅行は1泊2日の予定で熊野と伊勢方面を訪れる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、熊野市内に日程を集中させ、日帰りで実施した。熊野市に到着した一行は鬼ヶ城千畳敷で集合写真を撮影。鬼ヶ城センターで食事をとり、18班に分かれて鬼ヶ城や熊野古道松本峠、鬼ヶ城城址など希望するコースへと向かった。

 各班を熊野古道語り部が案内。18人の語り部が生徒たちに鬼ヶ城から花の窟神社まで、市内の名所や歴史などを紹介した。松本峠では語り部の三石学さんが、同峠の石畳は基礎がしっかり築かれていることを解説。生徒たちに学問などでも基礎が大切であることを伝えた。

 市街地に入った生徒たちは熊野古道おもてなし館で休憩し、記念通りや本町通りを散策。記念通りのいこらい広場前では熊野地鶏の焼き鳥、冷たいかき氷などに舌鼓をうった。各通りには生徒たちをもてなす熊野市からのメッセージも。本町通りでは休憩用の椅子を出したり、ポケットティッシュを無料配布したりする家庭もあった。

 この後、生徒たちは獅子岩で班ごとに記念撮影を行い、羽市木海岸へ。玉砂利の海岸や広大な熊野灘に大はしゃぎ。波との〝鬼ごっこ〟に歓声を上げていた。最後は花の窟神社に参拝し、熊野市内での修学旅行を終えた。

 生徒たちは「鬼ヶ城がすごい迫力で。足がすくむ場所もありました」「熊野古道は疲れたけど、気持ちよかった」「海がとてもきれいで、印象に残った。水遊びが楽しかった」などと笑顔を見せていた。

 生徒たちの喜ぶ姿に、同校の服部公彦校長は「熊野に来られて良かったです」を目を細めた。修学旅行のメニューを手配した熊野市観光公社の小川貴弘代表取締役は「熊野の良いところを色々見つけてもらい、良い思い出にしてもらえれば」と話していた。


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