集客交流型の農業公園 熊野アグリパーク(仮称)整備

 熊野市は来年度から金山町で大型農業関連施設「熊野アグリパーク(仮称)」の整備に着手する。農業生産と集客交流の場を一体的に整備し、市内産業の活性化を多角的に牽引する新たな拠点として期待を込める。10日にあった市議会一般質問、森岡忠雄議員の質問に答え計画案が示された。

 「熊野アグリパーク(仮称)」は金山町に取得した農業公園用地5㌶と、西側にある金山保育所、東紀州くろしお学園等との間の金山パイロットファームの園地約6㌶に斜面などを含めた約16㌶を敷地とする。

 農業生産を中心とするアグリ部門と、集客交流の場となるパーク部門を計画。パーク部門は伊賀の里モクモク手づくりファームのような農産物収穫や動物とのふれあいなど様々な体験が出来る施設や加工施設、レストラン、その他交流施設などを一体的に備える、集客交流型農業公園を想定。来年度の施設整備調査研究事業として、集客交流型農業公園に関する基本的な構想を調査検討する。

 一方、アグリ部門は温度管理センサーによる自動潅水システムなど、高度な環境制御が可能な先進技術を使った温室園芸施設の整備を想定。規模は6㌶の対象の内で少なくとも、3㌶までの整備が行えると考えている、来年度から施設整備を開始予定で、まずは30㌃の農地を活用し、15㌃の園芸施設を整備するため予算を計上する。栽培品目は現在のところ、いちごやメロン等を想定。パーク部門や金山パイロットファームのみかん狩りやブルーベリーの収穫体験も連携し、年中収穫体験が可能で6次産業化に資する品目構成を目指す。

 パーク、アグリ部門の熱源は今後、森林環境譲与税を利用、市として森林整備を長期的計画的に進めるにあたり、その際生じた間伐材などを有効活用するため木質バイオマスボイラーの導入を検討している。

 市では「来年度は、パーク部門は基本的な構想を、アグリ部門は基本計画を作成し、全体の概要を明確にしていきたい」とした。


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