連携密に地域貢献 熊野市消防団 橋本新団長が就任

 熊野市消防団の曲田正団長(72)が退団し、新たに橋本智英副団長(66)が新団長に就任した。5日、熊野市役所で消防団長交代式が行われ、河上敢二市長が曲田さんに感謝とねぎらいの気持ち、橋本新団長に防災の要のトップとしての期待を込め、それぞれ辞令交付した。

 曲田さんは昭和49年3月に有馬分団の団員に、平成5年4月は分団長、同18年4月からは市消防団副団長に就任。平成27年4月から消防団長を務めた。これまでに消防庁長官から永年勤続功労、市政功労など数々の賞に輝いている。

 新団長の橋本さんは昭和53年4月に育生分団に入団。副分団長や同分団長などを歴任し、平成25年4月からは副団長として団長を支えてきた。

 交代式には曲田さんと橋本新団長、向山兼司、森村哲也両副団長、市消防本部の湊健消防長が出席。河上市長が曲田さんに団長退任、橋本さんに団長任命の辞令を交付した。曲田さんは「6年間団長を務めさせて頂いた。副団長や分団長、団員、消防本部の皆さんのお陰で続けることが出来ました。ありがとうございました」と挨拶。橋本新団長は「舛屋積団長のもとで2年、曲田団長のもとで6年間、副団長として勉強させて頂いた。それを糧に副団長や分団長、団員、本部と協力し、地域に貢献したい」と決意を新たにした。

 また、曲田さんは「井内浦の火災と紀伊半島大水害が特に印象に残っています。家族の支えにも感謝しています。台風などいて欲しい時に家にいることが出来なかった」と47年の消防団生活を振り返り、多くの支援や協力に感謝の気持ちを語った。橋本新団長は「有事の際は地域の方の力が大きい。つながりを密にしていきたい。新団員の確保も副団長らの協力を頂きながらやっていきたい。時間を見て地域の器具なども自分の目で確認して、改善点を市に要望してまいりたい」と抱負を語った。

 河上市長は「曲田さんは団員から信頼を集め、この人のためなら協力したいという活動をされ、地域防災の要のトップとしての役割を十分果たして頂いた。市民を代表し、感謝をお伝えします。橋本さんは団活動に精通され、熊野市の隅々まで分かっており、なおかつ、必要な足りない部分をチェックするとおっしゃった。団長としてふさわしい、市民の安全安心のためご活躍頂けると確信しています」と話した。


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