県建設業協会熊野支部 災害対応訓練を実施 役割分担して土のう形成
一般社団法人三重県建設業協会は4、5の両日、国土交通省三重河川国道事務所の協力を受け、第6回災害対応訓練を実施。このうち熊野支部(井本伊織支部長)は、4日に情報伝達訓練、「津波防災の日」である5日は御浜町阿田和のユウテック㈱資材センターで土のう積み工による浸水地解消訓練に取り組んだ。
近い将来の発生が危惧される南海トラフ巨大地震や、毎年のように襲来する台風、頻発する集中豪雨などの災害が発生した場合に、県建設業協会の持てる機動力・組織力を遺憾なく発揮できるような体制づくりが目的。熊野支部での4日の訓練では、協会員が利用できるシステムを使い、パトロールを行って得た道路情報や住民の安否情報などを地図に書き込んでいった。5日の訓練では、熊野支部のほか11支部が7会場に分かれて実施。熊野支部からは同支部所属の25社から30人が参加し、上市木、下市木地区で河川氾濫が発生したことを想定し、協力して水を防ぐ土のう作りに取り組んだ。

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