熊野の野球振興にも貢献 バンクーバー朝日 嶋正一さんの顕彰パネル

 カナダで伝説となっている日系人野球チーム「バンクーバー朝日」の初代選手の一人、熊野市木本町の嶋正一さん(1897~1975年)を顕彰するパネルが4月30日、熊野市に寄贈された。市では今後、有馬町のくまのスタジアムにパネルを展示し、地元野球ブームの先駆けとなった嶋さんをPRする。

 熊野市の嶋家の長男として生まれた嶋正一さんは1912年、家族でカナダのバンクーバーに渡航。2年後の1914年に創設されたばかりのバンクーバー朝日の初代選手に選ばれ活躍した。1925年に帰国、故郷熊野市へ戻り、野球への情熱から木本巨人軍を創設した。

 バンクーバー朝日は2003年、創設から約90年を経てカナダ野球殿堂入り。BC州スポーツ殿堂入り顕彰メダルが嶋さんに授与された。バンクーバー朝日は映画化もされている。

 4月30日は嶋さんの長男で木本町の嶋正文さん(89)と娘の千尋さんが熊野市役所を訪問。嶋家が作製した顕彰パネルを倉本勝也教育長に手渡した。

 倉本教育長は「この地の野球振興にも功績があった方」と正一さんを讃えた。寄贈を受けた顕彰パネルをくまのスタジアムに飾ることを語った。

 正文さんは顕彰メダルなども手に正一さんのことを思い出しながら「親父のことを多くの人に知ってもらえれば」と話していた。


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