焼き上がり香ばしく 山里民泊あかくら 近畿大学の生徒と連携

 熊野市育生町の赤倉水産(中平孝之代表)が運営する山里民泊「あかくら」に、本格的なピザが焼ける石窯が完成した。近畿大学建築学部建築学科、佐野こずえ博士のゼミの学生らが現地実習を兼ねて作製した。

 「あかくら」では三重県の支援事業「子どもの自然体験機会創出事業費補助金」を活用。休暇地などでリモートワークを行うワーケーション滞在受入の準備と、滞在する特に子ども向け体験アクティビティ造成を進めている。

 今回、大自然の空気と素材をいっぱい取り込んだ「石窯を使った本格ピザ焼き体験」を準備。石窯の設計と施工は佐野ゼミの学生や、京都市にある多田正治アトリエの一級建築士、多田正治さんの協力を受け11月下旬から今月6日にかけて行われた。

 佐野ゼミは熊野市神川町の空き家を再生する「コウノイエ」プロジェクトなど、熊野市で活動を続けている。中平代表とも親交があり石窯づくりに連携した。

 今月4日には佐野博士や多田さん、学生6人が「あかくら」に宿泊し作業。大学などの新型コロナウイルス感染防止ガイドラインに基づき、自習が進められた。11月下旬に基礎部分が完了しており、4~6日の3日間で耐火レンガなどを組み上げた。学生たちはモルタルを固めたりレンガを切断したり実習を兼ねて作業。佐野ゼミは地域での実習活動が豊富で、学生たちにも人気という。


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