橋梁は長さ500m高さ11m 熊野道路 地元説明会で理解求める

 熊野市の井戸小学校体育館で20日夜、一般国道42号線熊野道路施工に係る地域説明会が開かれた。井戸地区の全体イメージ図も示され、国土交通省紀勢国道事務所では「少しでも早い完成に事業を推進して行きたいと思っています。ご理解、ご協力をお願いいたします」と呼びかけた。

 熊野道路は大泊町から久生屋町を結ぶ6・7㌔。近畿自動車道紀勢線や国道42号熊野尾鷲道路と一体となって南海トラフ巨大地震時における広域的防災の道路ネットワーク強化を目的に、平成26年度に事業化された。道路規格は片側1車線、設計速度は時速80㌔。

 インターチェンジは国道311号からアクセスする熊野インター(仮称)と国道42号からの熊野大泊インター。中央分離帯を作り、正面衝突を防ぐ構造。整備効果としては災害時の救助活動、救急医療活動の支援、地域間連携強化と観光産業への寄与が見込まれている。

 説明会には住民ら約40人が出席。熊野市役所建設課が進行し、国土交通省紀勢国道事務所の職員が道路の概要などを説明した。それによると、井戸川左岸、右岸周辺800㍍の内500㍍が橋梁部分。橋梁の高さは約11㍍。田んぼの水路に配慮し、工事のときには一部で歩行者や自転車しか通れない道路も出てくるが、車両が通行できる道路を確保していきたい考え。今年度は橋脚の下部工を順次行い、来年度以降は山の切土や裾の盛土を行っていく予定という。


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