巨大ピクセルアート完成 木高創立100周年記念し

 木本高校(松本徳一校長)の創立100周年を記念して同校生徒と熊野林星会、三重大学東紀州サテライトの合同で制作した「巨大ピクセルアート」の完成・記念撮影会が9日、同校グラウンドで行われ、木片6万4000個を使用したコンパネ80枚分のピクセルアートがお披露目された。

 今年は創立100周年の大きな節目を迎えたことから、盛大な式典等も予定していたが新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止に。このピクセルアートもその際にお披露目が予定されていたが延期となり、その後も披露予定日が天候不良により相次いで延期となっていた。

 ピクセルアートは昨年、総合学科の授業として制作したもの。林星会と三重大学では「木育」の活動を行っており、100周年に合わせて何かできないかと発案。漫画研究部の松本奈々さんが、昔の学ランを着た男子生徒と現在の制服を着た女子生徒が、今も変わらぬ獅子岩の前で談笑する姿をデザインした作品が採用された。松本さんは「熊野をテーマに描くことになり、地域の全員にわかってもらえるようにと、1ヵ月ほどかけて完成させました」と話した。

 その後、芸術グループ「エクリュ」が監修して原画から45㍉角のピースに落とし込み、生徒が必要な枚数を色付け。使用する木材は同校同窓林の間伐材を活用し、総合学科生が6万4000個の木片にペイントして、コンパネ80枚分の大作に仕上げた。

 完成を見守った久保治也同窓会長は「部分的に見てもわからなかったが、こうして完成したものを見ると素晴らしい出来栄え。3年生が卒業する前に日の目を見ることができて何よりです」と感動の面持ち。制作に携わった林星会の野地良成副会長は「こうした事業に関わることができて光栄だし、誇りに思います」と笑顔を浮かべていた。



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