大泊や井戸で本格化 熊野道路の建設工事

 紀勢自動車道と国道42号熊野尾鷲道路と一体となって、南海トラフ巨大地震時における広域的防災に資する道路ネットワークの強化を目的に計画され、熊野尾鷲道路熊野大泊ICと熊野市久生屋町を結ぶ国道42号熊野道路の建設工事がいよいよ本格化。現在、熊野大泊IC周辺では橋脚の下部工事が、熊野市井戸町地内では側道橋の下部工事が始まっている。

 国道42号熊野道路は、平成26年度に新規着手した延長6・7㌔の一般国道の自動車専用道路。南海トラフ巨大地震時には、熊野道路と並行する国道42号の約7割を超える区間が津波により浸水し、東紀州南部地域が孤立する恐れがあることから、津波浸水時にも機能する熊野道路の整備により、東紀州(紀南)広域防災拠点が高速ネットワークと接続され、防災拠点本来の機能を発揮するとともに、名古屋からの救助ルート確保で地域の孤立の危機を回避する。

 国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所熊野尾鷲道路出張所によると、現在熊野市内で行われているのは、熊野尾鷲道路熊野大泊ICから木本方面への本線工事と熊野大泊ICから下りるランプ橋の下部工事、井戸小学校と市福祉センターの中間点あたりでの工事用進入路に使用する橋の下部工事。木本町新田地区では用地の取得が完了し、建物が基礎部分を残して撤去されている。

 大泊町や井戸町の現場にはいずれも「熊野道路建設中」の横断幕が掲げられており、来年夏の完成が予定されている熊野尾鷲道路Ⅱ期工事と合わせて、高規格道路の更なる延伸に期待は増すばかり。同出張所では「工事中は何かとご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いします」と呼びかけている。


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