地域経済に貢献を 三十三銀行が発足 合併の強みを成果に

 三十三フィナンシャルグループは1日、子会社の第三銀行と三重銀行を合併し、新たに三十三銀行を設立した。四日市市の本店で岩間弘会長(旧第三銀行頭取)と渡辺三憲頭取(旧三重銀行頭取)が1日に記者発表し「地域経済に貢献できる『質の高い地域ナンバーワン銀行』を目指す」と決意表明した。

 第三銀行と三重銀行は2017年9月に経営統合を発表。翌年4月に持株会社三十三フィナンシャルグループを設立し、合併準備を進めてきた。本店は四日市市に置き、今年7月から1年ほどかけて重複エリアの29店舗を統廃合し、経営効率化を図る。

 基本方針は▽リレーション&ソリューションの深化(金融仲介機能強化)▽経営の効率化・最適化▽強固な経営基盤確立―を掲げた。今年4月から3年間の第二次中期経営計画では、合併により両行の強みを完全融合させ、本格的な成果実現を通じてさらなる成長に向けた取り組みを強化する。

 営業支援部門やデジタル部門など時代に即した新たな部署に人員を投入。合併の相乗効果を最大限活かしながら、持続可能な地域社会実化に向け、グループの総合力を発揮していく。

 渡辺頭取は「顧客の期待に応えて責任を果たし、最高の信頼を得ていきたい」。三銀発祥の地熊野市などがある南勢地区について岩間会長は「指定金融機関になっている自治体も多く、今後も重要な拠点」とし「松阪本店営業部と南勢地区の営業本部を松阪に置き、私自身も商工会議所や法人会の役職を通じて引き続き交流を深めたい」と述べた。


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