収穫前にすっきり 丸山千枚田 草刈り作業に汗流す

 熊野市紀和町の丸山千枚田で22日、草刈り作業が行われ、ボランティアらが奉仕の汗を流した。

 日本の棚田百選に選ばれている丸山千枚田は、標高差約100㍍の斜面7・2㌶に1340枚の棚田があり、日本ユネスコ協会連盟主催の第4回プロジェクト未来遺産に登録されている。棚田の保全や地域外との交流などを目的にオーナー制度を取り入れており、令和2年度は102組111口631人がオーナー登録している。

 草刈りはオーナーらの稲刈りを前に実施された。例年なら9月にオーナーらが一堂に会する「稲刈りの集い」を開催しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、分散型の集いにし、29日から9月6日にかけて、1日あたりの参加者上限を30人程度にして、オーナーらに稲刈りを楽しんでもらう。

 草刈り作業には丸山千枚田保存会(喜田俊生会長)の会員はじめ熊野市ふるさと振興公社、市の職員、一般有志らがボランティアで参加。草刈機や鎌を手に、黄金色の稲穂が実る田んぼの畦や石垣の雑草を刈り取った。

 棚田には趣ある案山子も立っており、作業に励むボランティアらを見守った。地域の宝である丸山千枚田は一段と美しく、稲穂も輝きを増していた。


5回の閲覧
logo.gif

吉野熊野新聞 オンライン新聞

PCやスマホでいつでもデジタル吉熊新聞が読めます

〒519-4323 三重県熊野市木本町635番地

​TEL:0597-89-4611  FAX0597-89-5526:

Copyright(C) 吉野熊野新聞社 有限会社 All Reserved.