初の金賞に輝く ひつじみかん牧場 国産羊毛コンテスト


 御浜町志原の「ひつじみかん牧場」が飼育するヒツジが、第10回「国産羊毛コンテスト〝フリース・オブ・ザ・イヤー〟2020」で見事、最優秀賞の金賞に輝いた。愛情を込めて育ててきたヒツジが初の金賞を獲得し、同牧場を経営する北見桂吾・悠加さん夫妻は「賞に恥じないよう、よりよい牧場づくりに励みたい」と喜んでいる。

 同牧場は埼玉県出身の桂吾さんが母方にゆかりのある御浜町で2017年6月にオープンさせた。共に牧場で働いていた経験のある夫妻が、ヒツジたちとふれあえる観光牧場として運営し、今では地元住民にとっても人気スポットになっている。

 国産羊毛コンテストは、日本にもニュージーランドやオーストラリアにも負けない、素晴らしい品質の羊毛があることを証明しようと2011年からスタートした。ひつじみかん牧場では第4回大会からエントリーしており、これまでに銀賞1回、銅賞1回、敢闘賞2回。

 コンテストは今年で最終回となり、6月の参加募集で北海道や愛知県など20牧場から35点が集まった。ひつじみかん牧場からは、昨年5月に生まれた令和第1号の「黒豆まめ子」と命名したメスのヒツジがコンテストに臨んだ。

 北見夫妻は虫がつかないよう、冬場には服を着せるなど、試行錯誤を繰り返し、出来る限りを尽くした。幼いヒツジは毛が硬くなりやすいが、柔らかい毛質を生み出すことに成功したという。この結果、念願の金賞に選ばれた。


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