コロナ終息も祈願 木本神社秋の例大祭で神事斎行

 熊野市木本町、木本神社(田中安弘宮司、本山拓哉総代長)の例大祭が11日に執り行われた。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、神輿の渡御は中止となり、神事のみ営んだ。

 午前9時から神事があり、本山総代長はじめ総代、各町の代表者らが参列。田中宮司が祝詞を奏上し、氏神様に町民の安寧やコロナ終息などを祈願した。

 続いて、舞姫の嶋麻愛里、高垣黎己、松下小春、倭あいさん(いずれも木本小学校6年)が浦安の舞を奉納。総代や氏子、町役員を代表し本山総代長が玉串を奉てんした。神事の最中の雅楽は熊野市・南牟婁郡の小中学生たちが篳篥(ひちりき)や龍笛(りゅうてき)を演奏した。

 今年はコロナ対策のため神事も簡略化。田中宮司は「神社庁からはコロナ対策の多くの指示があり、しっかりした対策の中で3密にならず、祭りの形がきっちり収まったことは良かったと思います。ご協力、ありがとうございました」と話していた。

 木本祭りは本来、氏神様が鎮座する総重量約1㌧の神輿、大名行列を伝える六方行列、祭りの華ヨイヤ、新田元宮太鼓、新出町のダンジリなどの約700㍍の隊列が町内を練り歩き、威勢のいい掛け声や祭囃子が響き渡る「渡御」が名物。これまでには昭和天皇のご容態が悪化した1988年秋に渡御を自粛したことがある。

 今年の神事を遠巻きに見守っていた町民らは「今年は残念ですが、こればかりは仕方ないこと。来年の祭りを楽しみにしたい」と話していた。なお、雅楽演奏を行った子どもたちは次の皆さん。

 山本涼介(御浜中2年)、小沼佑斗(近大新宮中2年)、山田太智、西孝仁、宇井真優、古川真聖(以上、阿田和中1年)、石田陽和(木本小6年)、田中慧毅(御浜小4年)、村上晴哉、宇井大和(以上、阿田和小4年)、宇井健(同1年)



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